スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コンディショニングについて

スポーツ選手にとって、コンディションを整えるという事はとても大切なことです。

しかし、競技特性・挑む相手・自分の力量によって、優先事項が変わるという事を認識しておかないと、コンディション維持を優先するあまりレベルアップのチャンスを逃すことになってしまうのではないかと僕は思います。

まず、競技特性を考えてみてください。

例えばマラソンランナーにとって、コンディションを少しでも整えて試合に挑むことは、最優先事項と言えるでしょう。
直前に走り込みをしても急に持久力がアップするわけで無いし、誤解を恐れず言えば、<勝敗に占める技術の割合が低い・・・あるいは、技術的な広がりと深みが相対的に低い一方で、全身持久力の優劣=競技力>です。

一方、スノーボード選手もコンディションも良いに越したことはありませんが、大会に疲れを残したくないあまり、克服すべき技術的課題が明白で時間も体力も余力があるにも関わらず、{明日の大会の為に}という理由で早々に練習を切り上げることは長い目で見て本当に正しい選択なのでしょうか?

現役時代、ナショナルチームメンバーとして海外遠征をしていたころの僕がまさにそうでした。

毎試合、世界最高峰のスノーボードレーサーたちの滑りを目の当たりにし、課題や滑りのイメージはふんだんに得ているのに、次戦に向けてコンディションを整えることを優先するあまり、課題を練習する時間が不足してしまい、シーズンを通して消化不良状態でした。

当時の僕が最高のコンディションでW杯に挑んでも、通用しないことは明白でした。
勝てるレベルに達していない選手が、いくらコンディションを整えても結果は大差ありません。

それよりもまずは時間と体力が許す限り練習し、一つ一つ課題を克服しながら優勝争いができる選手になることこそ最優先すべきことだと思います。

例え疲れが残ってしまっても、滑り込むべきです。
その練習で何かを掴めるかもしれません。

スノーボードの競技時間は1分弱です。
その間に限界まで体を酷使するわけでもありません。

疲れが無いに越したことはありませんが、疲れていても滑れますし、コンディション不良のマラソン選手のように失速することも筋肉が痙攣することもありません。

この記事を読んでくれている皆さんが世界トップクラスの選手でない限り、格上の選手が存在するはずです。

疲れている格上の選手vs体調はバッチリの自分

を想像してみてください。
勝つのはどちらですか?

相手のレベルが明らかに上の場合、相手がたまたまミスしてラッキー勝ちする可能性はありますが、自力優勝の可能性は最初から0です。
ならばまずはレベルアップを目指すべきでしょう?
レベルアップするためには練習あるのみです。

まとめると、

①目標としている大会あるいは成績が、コンディションさえ良ければ目標達成できるのであれば、コンディショニング優先。

②今のままではレベル的に通用しない大会での成績を求めるならば、まずはレベル自体を上げることを優先的に考え、直前まで目いっぱい練習するべきです。

今日の結果は散々でした。
7年ぶりに誰も決勝に進めなかったので、予選と決勝前の2度前走を務めたしんちゃんが、GSS勢で一番最後まで大会コースを滑った選手になりました。

試合前日の内部ミーティングで、

「大会後をどう過ごすかは自由に決めていいよ。ただし、翌日の試合に向けて最善だと思う選択をし、実行して明日に備えよう!」

と選手達に言いました。

今日の予選敗退後には、ゴールエリアで選手個々にそれぞれの課題をアドバイスしました。

時間も体力も充分残っていたけど、数本滑って切り上げていたので、各々練習し課題を克服できたのでしょう。
明日の試合にどう反映されるか楽しみです。





スポンサーサイト

comment

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

GSSの帝

Author:GSSの帝
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。